中京競馬場　芝コース

今回も競馬場の特徴についてお伝えしていこうと思います。
ご紹介する競馬場は中京競馬場の芝コースです・

中京競馬場　芝コース

中京競馬場は左回りの競馬場で一周が1705.9m直線の長さが412.5mあります。
芝コースの高低差は3.5mと起伏があり、ゴール地点から緩やかに上っていき向こう正面の半ばあたりで最高点に達します。そこから下っていき直線の入り口に入り急坂に差し掛かっていきます。
この急坂は中山ほどではないですがJRAの競馬場のなかではかなり急な方で、
しかもそこからゴールまで200m余りあるのでかなりタフな設定になっております。

梅雨と重なる7月の開催は雨が多く、芝の張替作業は7月開催が終わってからになるので馬場の痛みが進行しやすいなどの特徴もあり馬場状態なども重要となってきます。
G1の高松宮記念やチャンピオンズカップなどの重賞も開催される競馬場なので覚えておいて損はないです。

芝1200ｍ

向こう正面の半ばからスタートします。緩やかな上り坂を上っっていきスタート後120メートルあたりからゴール前まではずっと下り坂となっております。3、4コーナーはスパイラルカーブとなっており差し馬に有利な展開になることが多いです。

ちなみにスパイラルカーブというのは緩やかなカーブの入り口で出口に向けてだんだん急なカーブとなるのでスピードが出やすく出口で馬郡が外に広がりやすくなります。

最後の直線は412.5メートルで、残り350メートルあたりから2%の急勾配になっている坂を駆け上がります。高低差は2mなのでかなりタフとなっています。

データ的には内枠が圧倒的有利で1枠が狙い目となっております。
血統的にはロードカナロア産駒がおすすめです。

芝1400ｍ

向こう正面の端の方からスタートします。3コーナーまで380mの直線で周りを見ながらポジション取りをしていきますのでここで好位置を確保できるかが重要となります。その後は最後の直線まで800mの下りで最後の直線に入っていきます。
最後の直線は急坂を超えて残り200mは平坦地となっております。
差しや追い込み馬が有利なコースとなっており枠順は内枠が圧倒的有利となっております。3枠あたりが狙い目となっております。
血統的にはオルフェーブル産駒がおすすめとなっております。

芝1600m

1、2コーナ間からのポケットからスタートで向こう正面までは緩やかな上り坂となっております。上った後は下っていき3、4コーナーのスパイラルカーブに入っていきます。
最後の直線は高低差2mの坂となっており、とてもパワーとスタミナが求められます。
スタートしてすぐコーナーに入るので内枠の馬は包まれる形になり外枠有利なコースとなってます。
血統としてはロードカナロア産駒や近年エピファネイア産駒が活躍しており、狙い目となっております。

芝2000m

スタート地点はスタンド前のやや左あたりで上り坂の途中からスタートします。最初のコーナーまで400メートルあり緩やかな上りのカーブに入っていきます。スパイラルカーブの3、4コーナーに入り最後の直線に入っていきコースを一周します。
データ的には中枠の馬がスムーズに走りやすい傾向にあり4から6枠はプラス評価です。
血統的にはキングカメハメハ産駒や1600同様エピファネイア産駒がおすすめです。

芝2200ｍ

スタート地点は4コーナーのポケットからスタートします。最初のコーナーまでおよそ500mあり序盤のポジション取りがしやすくなってます。その後は上りの1、2コーナーを通り下りの3、4コーナーに入っていきます。そして最後の直線は急坂を上り最後の平坦勝負をしていきます。
長距離向きの差し馬が優勢傾向で血統的にはハーツクライやステイゴールド産駒が狙い目となっています。エピファネイア産駒もおすすめです。

まとめ

今回は中京競馬場の特徴についてお伝えしました。
コース設定はかなりタフでパワー、スタミナのある馬が狙い目となっております。近年はエピファネイア産駒が活躍しているので是非狙ってみてください。設計もユニークでスパイラルカーブやスタート地点、最後の急坂、馬場状態など把握しておくべき
要素が沢山ありますので是非参考にしていただければと思います。