血統について”キングマンボ系”

馬太郎
馬太郎

今回も引き続き血統のお話♪

非サンデー系の血統を紹介してもらいましょう。

競子
競子

前回記事はこちらから見てね♪

非サンデー系の血統”キングマンボ系”

今回はサンデー系ではない非サンデー系の血統をお伝えしようと思います。 今回ご紹介しますのはキングマンボ系の血統になります。 エルコンドルパサーやキングカメハメハなどの日本馬を輩出した血統で キングマンボ自体はアメリカで供用された名種牡馬になります。 キングマンボ産駒は芝のスピードレースも得意ですが、ダートの適正の高い産駒が多く重馬場への適性も高い傾向にあります。

馬太郎
馬太郎

キングマンボ産駒は世界中で活躍しているんだね。

競子
競子

現在の日本競馬はサンデーサイレンスの孫の争いと言えるほど、血統のどこかにサンデーサイレンスが入っている馬が多いらしいわ。非サンデー系の血統は貴重ね♪

キングマンボ系 キングカメハメハ産駒

今回はそんなキングマンボ系の中でも知っておくべきキングカメハメハ産駒の特徴をお伝えしていこうと思います。

キングカメハメハは2004年のNHKマイルカップをレースレコードで制し、東京優駿をコースレコードで優勝し 、JRA賞最優秀3歳牡馬に選ばれた経歴があります。しかし4歳の時に怪我をして、早々に引退してしまい種牡馬となりました。

キングカメハメハ産駒は、 現在、サンデー系の種牡馬が圧倒している中で唯一同等の戦いをしている強い産駒になります。 2008年から初年度産駒が誕生し、2010年から2011年はリーディングアンサー1位で2012年からは ディープインパクトに1位を譲っているものの、毎年2位をキープしていた産駒になります。 非サンデー系の種牡馬ではダントツです。

馬太郎
馬太郎

非サンデー系のホープだったのね。

少数派の血統で強いってなんだかかっこいい。。。

競子
競子

NHKマイルカップのレースは興奮したわ!

あ、年齢がばれてしまうわね、、、

キングカメハメハ産駒は、短距離、中距離、芝、ダート問わず幅広い競馬場・コースに対応でき広い分野で活躍しています。 馬場も時計の出る馬場から力がいる馬場まで満遍なく結果を残しますし、 逃げ馬もいれば追い込み馬もいます。総合力の高い馬が多い傾向にあります。

能力が高い馬を輩出する背景にはキングカメハメハが非サンデー系の馬であることが大いに関係している可能性が高いです。 インブリードの関係から、能力の高いサンデーサイレンス系牝馬と最も交配しやすいので力のある馬が産まれる可能性が高くなります。

キングカメハメハのポテンシャルの高さとサンデーサイレンス系牝馬のポテンシャルの高さがかみ合って仔にも能力の高さが継がれているのだと思います。 ただ一つこの血統には欠点になるような傾向があり、それは蓄積疲労の課題になります。 蓄積疲労というのはレース数を重ねれば重ねるほど疲労がたまってしまうことです。 レース間隔が短いからということではなく、歳を重ねればレースも沢山こなしますのでそうなると 疲れてなかなか結果がでなくなります。ダービー馬のレイデオロやアパパネなど有名な馬として認知されていると思いますが 5歳になったころには凡走が目立つようになりました。 ホッコータルマエやラブリーデイのように古馬になっても活躍した馬はいるのですべてのキングカメハメハ産駒すべてが そういうわけではないのですが全体的にはそういった傾向があります。

ですのでキングカメハメハ産駒で5歳以上だと直近の凡走を確認しておいた方がよさそうです。 代表産駒はルーラーシップ、ロードカナロア、レイデオロ、ドゥラメンテ、ラブリーデイなどがいます。 今後競馬を見られる際はこういった要素も見てみると面白いかもしれません。

キングカメハメハ産駒 特徴

・総合力が高く、バランスが良い

・疲労に弱い

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