地方競馬入門⑯ クラス分けについて

的中馬之助
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今回も引き続き、地方競馬入門編だよ!”地方競馬の鬼”モチダ先生から回収率アップのコツを教えてもらおう!前回記事は↓から。

モチダ先生
モチダ先生

今回は地方競馬をやる上で知っておくべき「クラス分け」についてお伝えするぞ。

地方競馬における「クラス分け」について

地方競馬のレースはレース名にアルファベットや数字が記載されている。初心者の方は

この表記を見て何を表してるのだろうと思った方も少なくないだろう。

AとかBとかあるわ。

結論から言うとこのアルファベットや数字はレースのクラスを表しているんだ。

競馬では出来るだけ同じような実力の馬同士でレースを行うために実績からクラスを決め分けられる。クラス分けの基本としては格下のクラスのレースには出走できず、格上のレースには出走できるようになっている。ただ上のクラスに行っても勝てないと賞金がもらえない上、登録してもフルゲート以上になると実績のない馬から除外されるので実力にあったクラスのレースに出場するのが基本となっている。

的中馬之助
的中馬之助

できるだけ力差がないお馬さんたちで戦えるようにしてるんだね。

大きく3つのクラスに分けられる(大分類について)

大分類といわれる分け方で大きくアルファベットで3つのクラスに分けられる。A~Cの三つに分けられAのクラスが強くB,Cの順で弱いクラスとなっている。

そして登録馬をアルファベットで大きく三つに分けた後は基本的に数字でさらにクラス分けされるぞ。これを中分類と言い1〜4までのランクがあり、1が一番上のランク、4が一番下のランクとなっているぞ。

モチダ先生
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基本的には上記の分け方でランク分けされるのだが、各競馬場では分けたクラスの馬の中でもさらに細かく分類をしているぞ。

小分類について

各競馬場では分けたクラスの馬の中でもさらに細かく分類をしている。分け方は競馬場でさまざまで小分類と言われている。小分類には漢数字分類、いろは分類、カタカナ分類があるぞ。漢数字分類は漢数字が若ければ若いほどクラスが強く、いろは分類はイ、ロ、ハ、ニと分けられイが一番強くニにかけて弱くなる。カタカナ分類はア・イ・ウエに分けられアが一番強くエにかけて弱くなっているぞ。

例えばC2 一二というレースがあればCの2番目のランクに属している一組と二組が競走するレースと分かる。

クラス分けの基準について

クラス分けの基準はレースで獲得した賞金をもとにクラス分けがされるぞ。各地方競馬場で若干違うが賞金がある一定金額を超えると上のクラスに昇級できるようになっている。

なので勝たないと昇級できない中央競馬と違って安定した成績でコツコツ賞金が加算されていくと昇級することができるぞ。

予想する上でのポイント

まず地方競馬は同じクラスでも競馬場によって実力に差があるということを知っておこう。

馬産地である門別競馬場や南関東の競馬場はとてもレベルが高い傾向にあるぞ。続いて兵庫競馬の馬が強く、次に東海競馬といった感じで競馬場によってレベルが違うので覚えておこう。

地方交流レースや転厩馬が出走しているレースを予想する際はどの競馬場のどのクラスにいたのかを見ると攻略の鍵になるので是非覚えておこう。

モチダ先生
モチダ先生

ぜひ、予想の参考にして回収率をアップしてくれ。

的中馬之助
的中馬之助

では今回は地方競馬におけるクラス分けについてのお話しでした!