今回も引き続き、地方競馬入門編だよ!今回は番外編で、ばんえい競馬についてだよ!前回記事は↓から。
今回は地方競馬でも特殊なばんえい競馬についてお伝えしよう。
馬の背ではなくソリに乗って馬を操るという特殊な競馬
一般的な地方競馬と言えば、サラブレッドがスピードを競うイメージだと思うが帯広競馬場では、日本で唯一の農耕馬をルーツに持つ馬が、1トンもある鉄のソリを曳いて、2箇所に坂が設けられた200mのコースで速さと力を争うばんえい競馬が行われている。騎手は、馬の背ではなくソリに乗って馬を操るという特殊な競馬だ。
北海道の開拓時代、切り出した材木の運搬に使われていた馬の力比べがその始まりだったといわれているぞ。当時は余興や催事として、北海道各地で行われていたみたいだ。
馬の大きさ
サラブレッドだと肩までの高さが160から170cmほどで体重は400から500kgですがばんえい馬は肩までの高さが180cm以上あり、体重はなんと800から1200kgもあるのぞ。重さはサラブレッドの約2倍もの重量を誇る。
コース概要
スタートしてから約35m地点に第1障害があるぞ。高さ1.0m、長さは9.3m。これを超え、第1障害から約77m走ると第2障害が設置してある。高さは1.6m、長さは16mで上りの勾配がきつく、レース最大の山場となっているぞ。第2障害はかなりきついので障害手前で騎手が馬を停め、次の障害に向けてスタミナを温存させることがある。普通の競馬ではあり得ない光景ですがばんえい競馬では当たり前なので覚えておこう。
ばんえい競馬のスターホースをご紹介
ご紹介するのはメブロボブサップという馬だ。
2018年にデビューしてから70戦以上出走し4着以下になったのはたったの十数回のみ。2022年着外は今のところ1回だけとばんえい競馬界の怪物だ。今だ6歳ながらにして生涯獲得賞金も3500万を越えており、1億円も見えるペースだ。圧倒的な強さなので是非見かけたらおさえておこう。
総重量2トンの人の背丈ほどの高さを超える巨体から湯気が立ちゴールを目指す姿、その迫力は圧巻だ。
ばんえい競馬は一年を通じて開催されているぞ。土日月はほぼ毎週開催されてるから良かったら見てみるといいぞ。
通常の競馬とはまた違った迫力があるぞ
では今回はばんえい競馬についてお話でした!