今日も競馬場の特徴についてお伝えしていこうと思います。
今回ご紹介いたしますのは
阪神競馬場 芝コース!!
G1などの重賞も沢山開催される競馬場なので是非参考にしてください!
今回は阪神競馬場 芝コースの特徴のお話だよ!
阪神競馬場 芝コース
阪神競馬場は日本で2番目に大きな競馬場で、右回りのコースが特徴となっております。
ちなみに一番大きな競馬場は新潟競馬場になります。
芝コースは内回りと外回りとあり、高低差は内回りで1.9m、外回りで2.4mとなってます。
内回りは3コーナーと4コーナーの間が直線に近い形(フォルスストレート)となっており、
外回りは直線が長くコーナーが大きく緩やかで内外と全く違った性格となっております。
外回りの最後の直線は握周りのコースでは最長となっており、ゴール前には急坂があります。
高低差はそこまでないように感じますが上り坂の勾配は1.5%とタフな坂となっています。
1200m
スタート地点は向こう正面中間からスタートします。内回りコースで3コーナーまでの距離は243mと短いです。
スタート後は下り坂で最後の直線に入るまで下っていきます。最後の直線は約356mとなっており、
残り200mから80mまで高低差1.8mの急坂があります。最初のコーナーまでが短く下っていることから
内枠が強く、前に行ける逃げ馬が強いです。血統的にはロードカナロア産駒がいい成績で狙い目となっています。
・内枠
・先行馬が有利
・ロードカナロア産駒〇
1400m
スタートは2コーナー出口付近のポケットからスタートします。コースは内回りで3コーナーまでの距離は443mと長めです。
向こう正面半ばから下っていき直線前の本格的な下り坂を降り、直線に入っていきます。
1200m同様前有利なコースで枠も内枠稍優勢となっています。血統的にはロードカナロア、ディープインパクト産駒が狙い目です。
1600m
こちらは朝日杯フューチュリーステークスや阪神ジュベナイルフィリーズなどの重賞をはじめ様々なレースが行われます。
スタート地点は向こう正面の稍左からスタートしていきます。コースは外回りを使用し、
最初のコーナーまでは約400mあります。3、4コーナーは大きなコーナーとなっており、直線手前から少し下っていき直線に入っていきます。最後の直線は残り200mから急坂を上っていきます。
さらにこの直線は約473mと東京コースに次ぐ長さとなっています。逃げ馬や先行馬が有利な傾向にありますが最後の直線が長いので差しや追い込みも決まりやすくなっております。
枠的には大きなコーナーを回ることもあり、内枠が有利となっております。血統的にはディープインパクト産駒が激熱です。
最近ではエピファネイア産駒やハーツクライ産駒もおすすめです。
・逃げ馬、先行馬
・内枠
・ディープインパクト産駒◎、エピファネイヤ産駒、ハーツクライ産駒〇
1800m
こちらは毎日杯やローズステークスなどが行われるコースになります。
スタートは2コーナーあたりのポケットからです。外回りのコースを使うので最初のコーナーまでが約600mと長いです。
直線手前の下り坂を下っていき、1600m同様長い直線を走ります。
こちらも1600m同様先行馬有利ではあるが差しや追い込みがもあるので注意です。
外回りの大きなコーナーなので内枠優勢です。血統はディープインパクト産駒が強いです。
・先行馬
・内枠
・ディープインパクト産駒〇
2000m
大阪杯などに使われるコースになります。
スタートはスタンド前の4コーナー付近で内回りコースを走ります。最初のコーナーまでは325mとなってます。コースを
一周強し最後の直線は約356mとなってます。最初のコーナーまでは長くないので先行馬には厳しいように見えますが
コーナーが4つあり、息をつけるので先行馬やや有利となっています。有利不利はそこまでありません。血統はディープインパクト産駒が強いです。
・ディープインパクト産駒〇
2200m
宝塚記念などが行われるコースになります。スタートはスタンド前右手からスタートします。最初のコーナまでは525mとなってます。
内回りコースを使用し最初のコーナーまでがある程度の距離があるので内枠の馬が有利となっています。ただし宝塚記念は外枠やや有利なデータがあるので注意です。阪神は馬場が荒れやすいうえ2200mとなると急坂を2回のぼることになるのでパワーとスタミナが求められます。
血統的にはディープインパクトやキングカメハメハなどの上位産駒を狙うといいと思います。
・内枠有利
・パワー・スタミナ
・ディープインパクト産駒〇キングカメハメハ産駒〇
2400m
神戸新聞杯などが行われるコースになります。
スタートはスタンド前右手からで、外回りコースを走ります。最後の直線は474mと長く急坂があります。この急坂を2回走らないといけない上、この距離なので道中はスローになりやすいです。最後の直線が勝負なので脚をためて、スピード・瞬発力がある馬が狙い目です。
枠は内枠が圧倒的に有利となっています。血統的にはディープインパクトやハーツクライ、ルーラーシップなどがおすすめです。
・スピード・瞬発力がある馬
・内枠有利
・ディープインパクト産駒、ハーツクライ産駒、ルーラーシップ産駒〇
3000m
こちらは阪神大賞典のみに使用されるコースになります。
スタート地点は向こう正面の直線入り口からで内回りコースを走ります。コーナーは6つありコースを一周半します。
最後の直線は約356mとなっています。先行馬の成績がいいです。あまりデータはないですが血統的にはハーツクライやステイゴールド産駒
を狙っていくといいと思います。
まとめ
阪神競馬場は全体的に先行馬が有利なコース設計となっています。
血統的にはディープインパクト産駒の成績がとてもいいのでよかったら狙ってみてください。
荒れやすい馬場で勾配のある坂もあるので距離が長くなればなるほどタフになっていきます。
コース設定もユニークで距離によってレース展開も結構変わるので面白いと思います。
是非今後の競馬の参考にしていただければと思います。
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